プレスリリース

2017年度入社式における社長メッセージについて

当社(社長:岩井 清祐 )は、2017年4月3日(月)、本社にて入社式を執り行いました。入社式での社長メッセージを下記の通りお知らせします。



【2017年度入社式 岩井社長メッセージ】

本日、13名の皆さんが当社の仲間に加わることを、ENEOSグローブを代表して心から歓迎致します。

当社をはじめとしたエネルギー企業を取り巻く状況は、厳しい環境にあります。
国内では少子化に伴う急速な人口減による消費減だけにとどまらず、電力・ガスの小売り自由化による業態の垣根を越えたエネルギー顧客の争奪戦も激化し、我々の業界は様々な影響を受けています。
しかしながら、「LPガスを安定的に日本の産業界と家庭に供給し、社会を支える」という当社の使命は、いささかも揺るぎません。
また、LPガスを基本に据えながら、新エネルギー機器や電力小売り事業等様々なエネルギーソースを提供することも当社の大切な仕事となっています。
世界に目を向けると、イギリスのEU離脱、アメリカのトランプ大統領の就任に伴う情勢変化などがあるものの、東南アジア諸国の発展は著しく、LPガスの需要は右肩上がりです。ENEOS グローブもこの波に乗るべく新たな施策を考え、企業としての発展を目指していきたいと思います。

本日から当社の一員となる皆さんにはここで、私が大事にしたいキーワード「3つのC」で、入社のお祝いと激励の気持ちを伝えたいと思います。

先ず 1つ目の「C」はコンプライアンスです。
ENEOSグローブの一員として、法令を順守し、高い倫理観と自己規律に基づいて行動できる社会人になって活躍してください。コンプライアンスは、すべてに優先する基本的な考え方です。
コンプライアンスを踏まえて、自分がENEOSグローブを支え発展させていくという当事者意識を持って企画や提案を行ってください。

2つ目の「C」は、コミュニケーションです。
コミュニケーションの第一歩は挨拶です。新入社員の皆さんは社内において見られています。元気よく挨拶することを、必ず実行してください。また、仕事上で大切なのは「報・連・相」です。会社は組織として業務を遂行しています。組織として仕事をするためには縦や横、すなわち、上司・同僚・関係先などに対する対話が大切になってきます。
「報・連・相」は部下から上司への一方通行ではなく、上司が部下に対してコミュニケーションしやすい環境を提供する、という意味も含まれます。
自らの考えを発信し、相手の話をじっくり聞き、お互いを理解しあえる環境を整えて、品質の高い仕事をしてください。  

3つ目の「C」は、「チェンジ、つまり変革」です。
「女性活躍推進法」、「一億総活躍社会」など、働き方に関する社会の動きだけ見ても、まさに変化の時を迎えています。
エネルギー業界もまた、変化に対する一歩を踏み出していく時を迎えています。これまでの功績には誇りを持ち、それでも新しい視点で物事を考えていくことが必要です。
進化論で有名なチャールズ・ダーウィンは「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」と言っています。自ら動き、考えることで変化に対応できるスキルを身に付けること、そして常に変化することを受け入れることで、お客様のニーズや新たな需要の可能性をつかみ取ってもらいたいと思います。  

是非、本日から「3つの C」を意識して行動してください。

皆様方の今後の長い、長い企業人としての人生が、充実したものとなるよう心から願っておりますし、また、会社としても最大限のサポートを行っていくことを約束いたしまして、歓迎とお祝いの言葉といたします。 

本日は、誠におめでとうございました。

<参考>
2017年度新入社員数
(1)総合職11名
(2)事務職 2名
計13名 

以 上

当記事の連絡先
 経営企画部 広報グループ
 TEL 03-5253-9060