プレスリリース

LPガス業務協力に関する基本合意書の締結について

ENEOSグローブ株式会社(社長:松澤 純)とアストモスエネルギー株式会社(社長:増田 宰)は、両社の国内外にわたるLPガス事業について、広範囲にわたる業務の効率化等に向けた協力の検討開始を目的とした基本契約を締結しましたので、お知らせいたします。

LPガス業務協力に関する基本合意書

締結日 : 2015年7月3日

検討内容

(1)輸入基地、二次基地の共同利用・統廃合等、最適化
(2)海外調達・トレーディング分野での効率化、最適化
(3)輸送機関(タンクローリー・内航船)の共同利用、最適化
(4)受注業務の効率化
(5)基地耐震補強・老朽化への共同対応
(6)充填・配送業務の共同化
(7)新規需要開発

検討開始にあたっての共有認識

第4次エネルギー基本計画において、LPガスは「平時の国民生活、産業活動を支えるとともに、緊急時にも貢献できる分散型のクリーンなガス体のエネルギー源」、「災害時にはエネルギー供給の"最後の砦"」と、非常に高い位置づけがなされました。エネルギーのベストミックスを推進する我が国において、そのLPガスを安定的かつ低廉に供給し続けることは、元売をはじめとするLPガス事業者の重要な使命と認識しています。
LPガスを生活者からの期待と選択に応えるエネルギーとするためには、生活者の声を真摯に受け止め、生活者優先、生活者還元を意識した改革が必要です。これらの改革を通して、競合する他のエネルギーに伍する快適性、経済性、安全性、安定性を生活者へご提供し、生活者に選択されるエネルギーとしてLPガスの需要回復を目指していきます。LPガスが電力、都市ガス、灯油など他エネルギー源と競争・競合できるようになることは、国民生活のエネルギー選択肢を増やすこととなり、延いては生活者の利益・利便性の向上に繋がるものと考えます。
そのために、国内供給体制の強靭化、効率化はもちろん、国益、生活者利益を向上させるために、調達力・供給力の強化、効率化、最適化、及びLPガス業界のプレゼンス向上を図ってまいります。
両社は、この目的達成のため、遵法精神の下、従来の業界慣習にとらわれることなく、対等な立場で、長期的視野に基づき、国内に限らず全世界的規模での業務協力を行っていきます。 

以 上

【お問合せ先】
ENEOSグローブ㈱ 経営企画部広報グループ TEL 03-5253-9060
 アストモスエネルギー㈱ 経営企画部 TEL050-3816-0720

別紙1

別紙2