プレスリリース

中国PDHプラントへのプロパン初荷役について

当社(代表取締役社長:松澤 純)は、2013年7月2日、中国のPDH(Propane Dehydrogenation)プロジェクト第一号である天津渤化石化有限公司向けへ、原料となるプロパンの初荷役を無事完了しましたので、ご連絡いたします。 

本取引は、中国で計画されている一連のPDHプロジェクトの第一号案件であるとともに、現在当社が強化しているトレーディング事業の一つであります。
当社が長期用船している大型LPGタンカー"SUNNY JOY"は、6月10日にプロパンを満載し、アブダビ首長国のルワイス港を出港、天津渤化石化有限公司のPDHプラントがある天津港へ6月30日に到着し、荷役を行いました。
これに合わせ、7月1日天津港において、当社社長松澤、副社長玉置に加え、ホスト役である天津渤化石化有限公司の周総経理、契約当事者である丸紅株式会社の田邉執行役員・エネルギー第一部門長、矢部執行役員・中国総代表、及びアブダビ国営石油会社その他多数参列のもと、LPG タンカー初入港を祝う
記念式典が盛大に開催されました。 

当社は、本PDHプロジェクト向けに留まらず、LPG需要の拡大が見込まれる中国全土を含むアジア域におけるLPG供給にも積極的に展開していく方針です。 

【天津渤化石化有限公司のPDHプロジェクト概要】


1.プロピレン生産能力 60万MT/年
2.原料プロパン消費量 80万MT/年
3.原料受入設備 プロパン冷凍タンク 12万MT(4万 MT×3基) 

以 上

当記事の連絡先
 経営企画部 広報グループ
TEL 03-5253-9060

中国PDHプラントへのプロパン初荷役について
中国・天津渤化石化有限公司の記念式典で祝辞を述べる当社松澤社長(左から2番目)